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茶臼山古墳 (ちゃうすやまこふん)は、栃木県下都賀郡壬生町羽生田にある前方後円墳。同名の古墳が各地にあるため、羽生田茶臼山古墳と呼ばれることもある。昭和33年(1958年)国の史跡に指定された。 == 概要 == 黒川左岸の標高100m前後の台地頂部に南面して築かれた〔大塚初重・小林三郎・熊野正也編『日本古墳大辞典』東京堂出版、1989年9月、358-359頁〕。谷を挟んだ東側の台地上には円墳の富士山古墳(県指定史跡)が所在する。 墳丘は2段築成で、墳丘1段目(基壇)の幅が広い「しもつけ型古墳」の特徴を持っている〔現地説明版〕。長さ91m・高さ12mの墳丘の周りは盾型周堀と周堤で囲まれ、周堤を含めた全長は140mに達する〔。 埋葬施設は未調査であるが、明治28年の発掘調査で出土した埴輪や土師器、須恵器が八木奘三郎によって中央の学会に紹介されている〔。特に家型埴輪は屋根の部分しか残っていなかったが、復元すれば推定180cmに達する特大品である〔。 築造時期は、出土した埴輪などから6世紀後半に位置付けられている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「茶臼山古墳 (壬生町)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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